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#8月31日の夜に

#8月31日の夜に

子供達へ向けたメッセージが着々とアップされ、大人たちの子供時代の思い出が着々と晒されている。

行かなくていい、傷つかなくていい、逃げればいい

たくさんの言葉が溢れている現実に背筋が寒くなる。

それは、善意と熟慮から派生したキャッチャー不在の遠投だ。

たちが悪い。

 

実際、図書館にいたら何が起こるかって?

職員が白い目でヒソヒソと話し、巡回している私服警官が来て連れて行かれてそれを偶然見かけた近所の主婦が○○さんのとこの子が、と噂を広め家族を傷つける。

 

世界は、残酷で絶望的で茨の道なんてものじゃない。

ゴキブリホイホイの上を歩いて行くようなものだ。

 

しかし、絶望に気がついている人間は誰よりも強く賢くなれる。

ゴキブリホイホイがあることを知っていれば

その道を要領よく歩くことができるようになる。

ゴキブリホイホイに負けない靴を発明できるかもしれない。

 

その知恵や強さは、大切な人を守れる武器に変わって行く。

それは、並の人間が持っていない最強のレアアイテムだ。

 

逃げることなどできない

傷つくことを避けることはできない

 

そんな苦痛に満ちた世界でも

最強になれる武装アイテムはこの先、一つ二つは必ず転がっているもの。

 

だから心配しないでほしい。

世界なんて大したことないのだから。

今の苦痛に比べればきっとこの先楽勝だから。

 

やんばる植道

福嶋澄子